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- 2025.07.15
フェンスの腐食とお清めの“塩”のお話
こんにちは!
また、暑い夏の日差しが戻ってきて
ランニングしていると、汗が止まらなくなって
ボロ雑巾のようになってしまう阿部 高士です
さて今日は、長年のお付き合いのあるOB施主様からご相談いただいた「フェンス修繕」のお話を、ひとつご紹介させていただきます。
この施主様は、ご自身の敷地を大切にされていて、定期的に“お清め”をされている方なんです。
具体的には、お酒と塩を使って清めを行ってこられました。土地への感謝と気持ちを込めた素晴らしい習慣だと、私たちも思っておりました。
ところが最近、敷地の一角に設置された鉄製のフェンスが腐食しはじめ、よく見るとその部分には、塩がまかれていた場所が重なっていたんです。
長い年月をかけて塩分が鉄に影響し、腐食が進んでしまったのが原因でした。
「これからも清めは大事にしたいけれど、塩は地面にまくのではなく、別の器などに納める形にしようと思う」と、施主様も前向きにお話しくださいました。
こういった清めの行為が、思わぬ形で設備に影響することもあるという学びを、私たちもいただきました。
お清めの文化はとても大切なものですが、少しやり方を工夫することで、大切な建物や設備を長く守っていくことができる──
そんな気づきを、今回の事例を通じて皆さまにお伝えできればと思っています。
修繕工事は今週中に行う予定です。作業の様子は、また後日ご紹介させていただきますね。
夏の暑さが本格的になってきました。皆さまも熱中症や体調管理にお気をつけてお過ごしください。